こんにちは。31歳既婚で銀行員を辞め、エンジニアに転職をしたアトフジです。
銀行業界と、銀行員である自分の将来性に強い危機感を持っていたので転職を決意しました。
僕が転職を決意してプログラミングの学習を開始し、内定が出るまでに掛かった期間は6ヶ月です。
簡単に転職するまでの流れを紹介します。
2019年12月から転職活動開始
2020年2月に3社から内定
2020年5月に自社開発企業にて勤務開始(予定)
僕と同じような銀行員の方はもちろん、自分の将来性に危機感を持っていて、エンジニア転職を目指している方に参考になればと思います。
銀行員がエンジニアを目指した理由は?
僕がエンジニアを目指した理由で一番大きかったのが、銀行員として働く自分の「市場価値」に強い危機感を持っていたからです。
銀行は間違いなく安定はしていますが、今まで良い思いをして来た分、これからはどう考えても右肩下がりの業界です。
そんな銀行業界で一生懸命働くよりも、業界全体が右肩上がりのエンジニア業界で努力した方が、自分の市場価値も高まりやすいのではないか、という考えが頭にありエンジニアを目指す事にしました。
他にも、自分自身で稼げるスキルを身につけたい、将来的にリモートワークや在宅ワークといった柔軟性の高い働き方ができる選択権を持っていたい、など多々理由はあります。
詳しくは、個別の記事で紹介していますので興味のある方はこちら。
記事は2つあります。
エンジニア転職を目指した時の当初の思いと、転職活動を通して当初の思いがどう変わっていったのか、心境の変化は参考になると思います!
実務未経験者が転職するまでに必要な期間はどれくらい?
僕は6ヶ月掛かりましたが、期間は本当に人それぞれです。
プログラミングの勉強を初めてから数ヶ月で転職できてしまう人もいますし、1年以上勉強されている人もいます。
僕自身は退職希望時期から逆算してスケジュールを決めました。
本当は少しでも早く転職したかったのですが、銀行は3月末が決算月でノルマ達成のために周りに迷惑も掛けたくなかったので、2020年3月末での退職を目指し勉強を開始しました。
3月末退職→2月末までに内定をもらう→12月中には面接を1社は受ける→11月までにアピールできるWEBサービスを1つ作成する。
上記の思考で一旦スケジュールを組みました。
結果的には、ほぼほぼ計画通りに行動でき、6ヶ月で3社から内定をいただく事ができました。
ちなみに、この6ヶ月という期間が短いのか長いのかという問題ですが、個人的には早いと思っています。
まず、僕は大学時代に情報系の学部を卒業していて、HTML、C言語、JAVAを一度勉強していた経緯があるため、プログラミング学習においては、全くの初学者よりもかなりのアドバンテージがあったと感じています。
プログラミング初学者がぶち当たる「プログラミングは地味すぎる」「エラー多すぎる」「もう意味わかんない」という絶望感を既に経験していたので。
なのでプログラミングスキルの習得は割と時間を掛けずに出来た方だと思います。
一方で、長野県在住のため東京での転職活動は結構不便で、それなりに時間が掛かりました。
1次面接はWEB面接が可能なので良かったんですが、最終面接の日程調整には苦労しまして、1次面接通過してから最終面接を受けるまでに1ヶ月も期間が空いてしまいました。
つまり、6ヶ月という期間は割と無駄なく行動した結果なので、これ以上短縮出来たとしても1ヶ月くらいだと思っていて、期間としては短い方なのかなと感じます。
逆を言えば、現住所が転職希望地に近かったり、仕事を辞めてプログラミングの習得にフルコミットできる環境が整っている場合は、早ければ3ヶ月程度でも内定を獲得できる可能性はあるとう事ですね!
実際の内定獲得までの経緯
参考までに僕の内定獲得までの経緯をまとめておきます。
[timeline title=”内定獲得までの経緯”]
[ti label=”” title=”2019年9月”]
オンラインスクール「ウェブカツ」で勉強を開始
・HTML、CSS、JavaScript、jqueryの基礎を勉強
・サイト模写を行う
・実際に模写したページのURL
http://demo.themegraphy.com/write-ja/
[/ti]
[ti label=”” title=”2019年10月”]
「ウェブカツ」のWEBサービス部を1ヶ月掛けて完了
・PHP、mySQL、WEBサービスの基礎を勉強
[/ti]
[ti label=”” title=”2019年11月”]
・オリジナルWEBサービス「Engineer Town」を制作
・作成時間110h
・サイトデモ
[/ti]
[ti label=”” title=”2019年12月”]
Wantedly経由でカジュアル面談申し込み
・3社とカジュアル面談する(内1社が実際に入社する企業)
[/ti]
[ti label=”” title=”2020年1月”]
Wantedly経由でカジュアル面談申し込みを継続
・12月にカジュアル面談した2社と1次面接→面接通過
・新たに2社と1次面接→1社面接通過、1社内定
面接活動と並行してプログラミング学習も継続
・独学でPHPのフレームワークlaravelを学習
[/ti]
[ti label=”” title=”2020年2月”]
1月に面接通過した企業3社と最終面接
・2社から内定いただく(自社開発企業)
・1社は面接辞退
第一志望の企業から内定頂いたため転職活動終了
[/ti]
[/timeline]
大体上記のスケジュールで進め、なんとか退職希望日に間に合うように数社から内定をいただくことが出来ました。
30代既婚者がエンジニア転職するまでのまとめ
振り返ってみて、6ヶ月で内定を獲得出来た一番の要因は、ちゃんと退職希望時期に間に合うように転職活動を始めたことだと思います。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、これは意外と盲点です。
エンジニア転職をする上で、プログラミングスキルを身に着ける=内定ではありません。
僕は正直、エンジニア転職を目指し始めた時は、スキルを習得しさえすれば企業から内定を貰えると勝手に思い込んでいました。
しかし転職活動で面接した企業はどこもスキル重視ではなく「人物重視」「ポテンシャル重視」で僕自身のスキルにはあまり関心は持たれませんでした。
明確に「スキルは本気出せば1年で追いつける」と言われたくらいですから。
もちろんプログラミングスキルはあった方がいいですし、あればある程転職活動においてもプラス要因かと思います。
スキル自体は評価されませんでしたけど、プログラミングを習得する姿勢や素養については一定の信頼を獲得するのに最も効果的です。
ただ、「内定を獲得しエンジニア転職する」ことを目的とした場合、スキルアップに掛ける時間を転職活動に充てた方が費用対効果は高いと感じました。
もしあなたが、出来るだけ短期間でエンジニア転職をしたいと思うようでしたら、面接でアピールできる何かしらのアウトプットをサクッと作成し、早々に転職活動を開始することをお勧めします!