こんにちは。
30歳でエンジニア転職を目指しているアトフジと申します。
2020年2月に無事エンジニアとして内定をいただくことが出来ました。
以前本記事でウェウブ炎上についての私見を述べていましたが、転職活動においてウェブカツで学習していたことでなんらマイナスになる事はなかったので、その点については心配無用です。記事更新時点でもウェブカツ受講続けています。
(2020年5月追記)
プログラマーへの転職を目標に、毎日独学でプログラミングを勉強していましたが…
完全独学だと「効率が悪い!!」という壁にぶつかったため、
現在はオンラインスクール「ウェブカツ 」を受講しています。
ウェブカツと言えば、先日ツイッターでの炎上で一躍有名となってしまったスクール。
ウェブカツを受講する前から、炎上的なリスクはあるだろうなぁと思っていましたが、まさか「教材の著作権問題」で炎上するとは思っていませんでした。
しかし、そんな中でも僕は現在ウェブカツを受講中です。
今のところは辞めるつもりはありません。
これから受講を検討している方、数あるオンラインスクールを検討している人からすれば、
なんで?どうして?何がそんなに良いの?
と思うことでしょう。
今回はそんな方のために、僕がウェブカツを受講したきっかけと、現在も受講を続けている理由、そして今後の考えについてお伝えしたいと思います。
※5分程度で読める内容にまとめています。
僕がウェブカツを受講したきっかけ
僕がプログラミンを勉強しようと思ったのは2019年8月終わり頃です。転職目標としている期日は2020年4月と6ヶ月間ありました。
いますぐ会社をやめてプログラミングにフルコミットする。
という選択肢が取れたのであれば完全独学でもよかったのですが…
働ながらの勉強だと、平日は3時間〜4時間、休日は頑張っても10時間くらいが確保できる勉強時間量です。
おそらく勉強時間的に、完全独学だと定めている期日に転職までに必要なスキルが身に付かないのでは…
そんな不安が僕の中にはありました。
30歳となってしまったからには、転職活動前にそれなりのスキルを身に付けておかなければいけない。
なので効率良くできるだけ早く必要な知識を吸収し自分の物にしたい。
そのためには多少の費用を払ったとしても、何かしらのオンライン教材を購入した方が効率が良い。
効率的に早く学ぶために、オンラインスクールを受講する事に決めた訳です。
そして僕のオンラインスクールを受講する条件として
基礎知識よりも実践力が身に付くスクール
あまりメジャーなスクールは嫌
以上の3つがありました。
色々とオンラインスクールを調べていたところ、上記3つの条件に合致したスクールとして「ウェブカツ 」が見つかった訳ですが、
それぞれについて僕個人的な見解をここでは簡単に紹介します。
自宅で作業ができる
プログラミングスクールで調べていて、一番最初に目に止まったのは「テックエキスパート」という有名なプログラミングスクールです。
youtubeの広告でめっちゃ出てきましたので真っ先に調べました。
テックエキスパートは30代からでもプログラマーとして転職可能と謳っていて、確か転職成功率は99%程あったかと思います。
「最短10週間およそ600時間勉強すれば、晴れてあなたもプロのプログラマー!」
そんな謳い文句を見せつけられ、転職サポートも付いているので「正直かなり良いなぁ…」と思った訳ですが、
地方在住で仕事もすぐには辞められない僕にとっては、自宅で作業できないスクールは全て除外しました。
基礎知識よりも実践力が身に付くスクール
僕がスクール選びで重要視していたのが、どれだけ「実践力が身に付くか」という点です。
実践力=自分の力である程度のレベルの作品を作れるようになる事
と定義しました。
つまり「基礎だけ学んでプログラミング言語の知識だけ持っていても仕方ない」という考えだった訳です。
実際に独学でプロゲートやドットインストールを見て学習した事がありますが、
ぶっちゃけウェブカツを受講している身からして、基礎を学ぶ点においてはプロゲート・ドットインストールの方が圧倒的に易しいです。
この実践力に関しては、オンラインスクールを探している際に辿り着いた「ウェブカツ 」の運営者である「かずきち」さんのブログが参考になるかと思います。
侍エンジニア塾がどれだけヤバいのか?にも触れながら、プログラミングスクール業界の実態もぶっちゃけてます
プログラミングスクール経営者がぶっちゃける「初心者がスクール選びで間違っている4つのコト」https://t.co/2YDPLb4xSI
— かずきち@プログラミングスクール経営者 (@kazukichi3110) October 17, 2018
もちろん、運営者だからこそのポジショントーク要素が全くないとは言い切れません。
他社サービスを否定して自社サービスを良く見せるのはマーケティング手法としては良くある手法です。
当時の僕はその事を認識しつつも、かずきちさんのブログ記事を読んでかなり納得してしまい…
一気にウェブカツへ気持ちが流れていきました。
なのでウェブカツに決めた時の僕には、「ウェブカツ凄い!!」というフィルターが掛かってしまっていたので、
「本当にウェブカツが現場で通用する実践力」が身に付くスクールかどうかの調査をせずに受講を決めてしまった経緯があります。
この点については、今後自分がウェブカツを受講する中で証明して行くしかないと思っていますが、
ツイッターでウェブカツを受講している先輩方のツイートを見ると、結構アウトプットしていて着実にスキルが身に付いているイメージです。
参考までにいくつかツイートを上げておきます。
HTML・CSS上級 アウトプット
ポートフォリオサイト
FLOCCS設計ではないので、そこは追々修正します
完成してから晒すのを忘れていたので、晒します#100DaysOfCode #ウェブカツ #プログラミング学習 #駆け出しエンジニアと繋がりたい #progate #エンジニア #プロゲート #ドットインストール pic.twitter.com/qJAQsZKy2g— ケンゴ@ウェブカツ受講中 (@ken_nek_go) October 30, 2019
PHP復習のためにPHPオブジェクト指向部のアウトプットをあらためて作成🌈
PHPの理解度がかなり深まった#PHP #ウェブカツ #ウェブカツ女性割引 #プログラミング学習 pic.twitter.com/lK2PP1fuTo— 193_ (@I_am_Omret) November 3, 2019
Day14 Today:5.5h Total:88.5h
HTML上級アウトプット。1つ目のアウトプットはメガネ屋のサイトを作った。PCとiPad、iPadとスマホの間の微妙な間隔のレスポンシブの対応が大変だった。次はbootstrap使ってアウトプットしていく。#ウェブカツ#プログラミング学習#100DaysOfCode pic.twitter.com/W18fXtoGzz
— ティー@プログラミング勉強中 (@dmKRlq1F5VET9m4) October 26, 2019
プログラミング練習用タイピングゲーム
Method Typing完 成 し ま し た !
js・jQuery初級のアウトプットとして作りました。
制作時間10時間くらい。
処理順やリファクタを詰めることや、イベント起因の予期せぬバグの気付きなど勉強になることが多かったです。#ウェブカツ pic.twitter.com/E8fUlIPvnh— よしだ (@yy_prog) October 16, 2019
オブジェクト指向部OP
HPの増減機能をどう作れば良いのかで止まってしまった
最初のHPをどこにどう保持しよう、、、#ウェブカツsketch使って画面起こしして
sassでFLOCSS意識しながら
phpのコード自体は動画2周目で内容を思い出しながら作成 pic.twitter.com/5lNWSFE3b7— Matt@プログラミング学習 (@Matt881192) October 27, 2019
ページがしゅってなるjQuery外しました😭その分スキルバーが伸びるのが分かりやすくなったので、結果オーライと言うことで……🤣💕https://t.co/lIATdz6r2e
— もえか (@himocame) October 11, 2019
みなさん、かなりアウトプットしてますよね!
単純に知識としてプログラミングを学ぶだけではなく、実際の作品として自分なりのHPやWEBサービスをアウトプットしている人達が多数いるので、割と実践力は身につくんじゃないかと思います。
あまりメジャーなスクールは嫌
これは僕自身の独自の考えではありますが、超有名なプログラミングスクールはなんとなく嫌だったんです。
なぜかというと、プログラミングスクールも慈善活動ではなくビジネスです。
ビジネスの本質は「儲ける事」なので、プログラミングスクールも基本儲けるために運営されています。
そして有名なプログラミングは超お金を掛けて設備投資をし、高い販売広告費を払いまくって集客しています。
その資金の回収をどうやって行うのか?
それはもう、大量のスクール受講生を獲得し、育成して、世の中のIT会社へ納品する。
言い方は悪いかもしれませんが、これしかありません。
でもこれって、マーケティングの世界で言えば「コストリーダー戦略」という戦略に該当します。
まあ簡単に行ってしまえば、大量生産・薄利多売という事。
どうしても大手プログラミングスクールだと、
ちょっと知識やスキルを持ったそれなりのプログラマーを大量に生産し、企業へ安価に提供する
とう構図しか僕には思い浮かばず…
自分自身も大量に生産された駆け出しプログラマーの一人になってしまうのではないか?
もしその状態で企業へ面接に行った場合「あ、また○○スクールの卒業生か…」と思われてしまうのではないか?
という疑念がどうしても拭きれずにいました。
※全く根拠のない主観的な考えでそんな事実は確認していません。
その点、ウェブカツは全てオンラインで完結しているので、会社として利益が出やすい仕組みです。
高いお金を払って受講生のために勉強スペースを確保する必要はありませんし、メンターと呼ばれる講師を雇う必要もありません。
youtubeでバンバン広告する必要もありません。
固定費が少ない分、事業を回すためにそんなに大量の受講生を必要としない仕組みです。
きっとウェブカツなら大量生産されるプログラマーとはちょっと違った人材になれるのではないか。
なんとなくそんな期待が持てたのも、僕がウェブカツを選んだ理由の一つです。
あと余談ではありますが、かずきちさんのツイッターのフォロワー数が1万人を超えてなかったのも好印象でした。
フォロワー数万人〜数十万人の人が作ったサービスだと、安価なサービスを情報弱者に大量に販売するイメージが強すぎて…
サービスの質がどうしても信用できないからです。
以上、「自宅作業可能」「実践力が身に付く」「メジャーなスクールは嫌」
3つがウェブカツを受講した理由ですが、
こう思い返して見ると、あまり他社比較をせずに主観的に決めてしまったなぁと反省もしています。
是非、これからスクールを選ぼうと思っている方は色々と比較検討する事をお勧めします!
炎上したウェブカツを現在も辞めていない理由
実際にウェブカツを受講し、勉強を始めてから45日が経過しました。
正直炎上の最中には「やめようかなぁ」と悩みましたが…
今のところは受講を続けています。
その理由は2つあります。
1つ目の理由は、
実際にプログラミングのコードが書けるようになってきているからです。
教材自体は、正直難しいです。
動画教材は聞いても「???」となることは結構あります。
プロゲートのようにめちゃくちゃ丁寧でもありません。
多分ですが、ある程度自習できる人でないと、ウェブカツは挫折しやすい教材なのではないかと思います。
ですが、ウェブカツでは学ぶ言語ごとに「部活」という物が存在しており、その部活(動画学習)を終えた後には、ほぼ必ずアウトプットをするように指示が与えられています。
そのアウトプットをする作業がめちゃくちゃ時間が掛かって大変なのですが…
ウェブカツで教えてもらった内容を武器にして、ググりまくって応用すれば自分のサービスを作ることが可能です。
僕も現在、WEBサービス部という部活を終えて、現在「Engineer Town」というサービス名で開発をしています。
サービス内容は、駆け出しプログラマーが自分のアウトプットを投稿したり、他人が投稿したアウトプットを見れるサービスです。
まだ完成していないので、完成したら本ブログでも公表したいと思っておりますが、
受講して1ヶ月半で不器用にも一つのWEBサービスを開発するに至っているので、自分がスクールに求めていた「実践力を身に着ける」という要求はある程度満たされています。
そしてもう1つの理由。
ウェブカツが推奨しているツイッター運用方法がオンラインサロンを兼ねている点で素晴らしいからです。
オンラインサロンって知っている人も多いかと思いますが、
共通の目標を持った人がクローズドな環境の中で情報を共有し合い勉強していく一つのコミュニティーのような物です。
オンラインサロン自体は、僕は結構価値があると思っていて、
・共通の目標のある人と接する中で、モチベージョンも高まり実際に知識やスキルも向上する。
・オンライン上での人脈が人がる
・うまくいけばサロンオーナーに一目置かれる存在となる
こういったメリットがサロンにはあります。
ウェブカツにはクローズドなサロン環境は用意されていませんが、その代わりにツイッター運用で「#ウェブカツ 」「100DaysOfCode」「#プログラミング学習」「#駆け出しエンジニアと繋がりたい」というタグを付けて投稿するように推奨されています。
こうすることでツイッター上で同じウェブカツを受講している人の活動を簡単に検索することが出来るのです。
これは一部サロン的な要素もあると感じていまして、自分と同じくらいに勉強を始めた人がどのくらいのレベルになっているのか、
半年間勉強している人がどの程度のアウトプットをしているのか、など色々と参考になるんですよね。
そして他の人の活動を見て自分自身のモチベーションが上がります。
逆に差がありすぎて凹むこともありますが。
このようにちゃんと受講生同士の交流がしやすくなっている点は結構いいかなと思います。
あと、ツイッターの運用はこれからの時代、個人の発信力を高める上ではマストだと思っています。
ツイッターで自分の商品が売れたり、ツイッターを通して仕事が獲得できたり、ツイッターを通して企業からスカウトがくる世の中ですからね!
その点、ウェブカツで継続的にツイッターを利用していれば、いずれウェブカツを辞めたとしても個人の発信力を高めた状態でスタート出来るのでまさに一石二鳥。
ウェブカツ生であることの世間的な評価の低下?はちょっと悲しいですが、
それでも今のところ受講していてメリットしか感じていないので当面は受講を続ける予定です。
ウェブカツ継続を含めた今後の予定
しばらくは継続して行きますが、ウェブカツの卒業試験まで頑張るかどうかは未定です。
というのも、ウェブカツは受講中、他の教材の利用や勉強会への参加が禁止されていますが、
個人的に参加してみたいオンラインサロンがあるからです。
それが、アラサーからプログラミング転職を目指す人が集まっている「人生逆転サロン」というサロンです。
サロンオーナーのかみざとさんは29歳からプログラマーに転職し、3年後にはフリーランスとして独立。
現在は「美ら海プログラマー」と名乗って実家の沖縄に移住してフリーランスエンジニアをやっている方です。
経歴的にも結構面白い方ですよね!
そんなかみざとさんの凄いところは、サロン生に簡単なプログラミング案件をやってもらっているという点。
つまりサロン生はプログラミング学習しながら「実務未経験」を卒業出来ることになります。
しかもメインの言語がruby on Railsで、ウェブカツではあまり手厚くない分野です。
月額3,000円で利用出来るので、ウェブカツである程度の知識とスキルが吸収出来たらこちらのサロンに入るのもいいかなと思っています。
あくまで現時点での構想ではありますが…
以上、今回は「僕がウェブカツを受講した経緯と炎上後も続けている理由【実体験】」でした。
今後もウェブカツ受講の様子やアウトプット作品の投稿、プログラミング学習に関する投稿を続けていこうと思うので、気にある方はまた是非ブックマークを、または「アトフジ」で検索をお願いします!
※2020年5月時点までウェブカツ継続した感想はこちらにまとめています。